20周年

先月9月24日で開業して20周年を迎えることが出来ました。健康、スポーツ業界に入って25年目になります。

ここまでやってこれたのですこし振り返ってみます。

25歳の時に開業したわけですが今では20代で起業することはそんなに珍しくないことだと思います。

当時まわりからは「若すぎる」「お前の性格では無理」「実績がない」「場所が悪い」「そもそもカイロプラクティックってなに?」「開業したとしても1年持てばいいだろう」と否定的な意見が多い中、今でもお世話になっている方から

「年齢は関係ない、実績はスタートしてから積めばいい、明日にでも始めなさい」と背中を押していただきその言葉で決心して開業することになり自宅の1室(6畳1間)からスタートしました。

やはり若いと言うことで苦労することも沢山ありました。施術院のドアが空き僕の顔を見て「先生はいらっしゃいますか?」と言われ「私ですが」と言うと後ずさりされたこともありました。漫画みたいな話ですが本当の話です。

スポーツの現場でも「若い」「実績がない」「国家資格じゃない」これだけで監督、コーチ、スタッフと信頼関係を築くのに苦労したことを覚えています。

少し軌道に乗ってきた時にある異業種交流会に参加したときの事です。初対面の方から

「調子にのってたら医◯会の◯◯先生に言ってあんたのところなんて潰せるんやから」

っ言われたり

経営セミナーでコンサルの方から「こんな場所で経営していたらこの先潰れる事は間違いないから移転した方がいい」

と言われたり他にも心をくじかれることが多々ありました。

その反面沢山の患者さんやアスリートと出会うことが出来ました。

共に挑戦し共に笑い共に歳をとることができ、例えば小学生からサポートしていた子は今では大人になり同じ教育現場やスポーツ現場で働くことが出来たり、結婚式前にドレスを綺麗に着たいからと骨格矯正したことがきっかけで今度は産前産後のケアをして今度はそのお子さんが小学生になりスポーツを始めたからケアすると言ったこと。

スポーツの現場では人間の可能性の素晴らしさや色々な景色を見ることが出来ました。試合でテーピングを巻いたことがきっかけでトレーナーを目指すと言ってくれた選手もいます。

中でも僕はプロの格闘家として花道を歩きリングで戦うことは出来ませが、選手が1つ夢を叶えてくれました。それはセコンドとして選手と一緒に花道を歩き喜びと感動を味わえたとは最高にうれしかったです。

こうやって20年と言う節目に振り返って見ると過去マイナスや過去プラスのエピソードや思い出が沢山あります。

長い間この仕事を続けてきたからこそ沢山の人間のドラマを見ることができました。

「体が楽になった」「◯◯ができるようになりました」「勝ちました」など嬉しい言葉を直接聞けることがやりがいの1つではありますが、地位や肩書き関係なく目の前の患者さんやアスリートと喜びや成果を実感しその方の人生と言うドラマに寄り添える仕事であると言うことがとてもやりがいのある仕事だと感じています。

現在、様々な活動が出来るのも家族や友人は勿論カイロ、コーチング、トレーナーの師匠や仲間、経営者の仲間、沢山の患者さんやアスリートのご縁をいただき皆様に支えられ、また多くのご指導の元、今の自分があります。

開業前、当初は「一寸先は闇」と言われましたが

先日大好きな先輩から

「継続は力なり!継続に勝るものはない!経験こそ宝」

と言う言葉に励ませれ素晴らしい勇気づけとなりました。

その言葉を胸にこれからも日々精進し更なる進化を目指し

「挑戦する人のセコンド役」

として皆様の健康はもちろんパフォーマンスアップや期限付き目標達成のサポートをさせていただきます。

そして今まで培ってきた知識経験もとに

「挑戦する人のセコンド役」

を育てていきたいと思います。

これからもたくさんのドラマを見させてください。

引き続き今後ともどうぞよろしくお願い致します。

長々と書きましたが最後までありがとうございました。


上田カイロプラクティック公式サイト

0コメント

  • 1000 / 1000